【育児】「あつまれどうぶつの森」は何歳から楽しめる?我が子があつ森から学んだこと

いきぬき

こんにちは。
娘よりあつ森にハマってしまった きくちかげつ と申します。

娘の6歳の誕生日プレゼントにswitch(中古😓🤚)とあつ森のソフトを購入しました。

6歳で初めて握ったJoy-Con。
ゲームを始めるには早いかなぁ…と思いましたが、あつ森は学びの宝庫でした。

この記事では、娘があつ森を楽しみながら学んだことをまとめています。

この記事はこんな人にオススメです。

あつ森は何歳から楽しめるのか知りたい
我が子から「あつ森買って!」と言われるが迷っている
こどもにとってのあつ森の良さが知りたい

尚、あつ森の設定、シナリオ、進め方、キャラクター情報などの細かい情報はもっと詳しい方々がブログでたくさん掲載しています。このブログでは触れていませんのでご了承ください。

あつまれどうぶつの森は何歳から楽しめるのか?

これに関してはその子の特性や好きなことに左右されると思いますが、楽しむための前提として、以下2点が挙げられます。

  • ひらがながある程度読める
  • Joy-Conを握って操作できる手の大きさである

詳しく解説します。

ひらがながある程度読める

あつ森は島に住む島民(動物)たちとの交流が魅力的なゲームですが、文字が読めないとストレスを感じるかもしれません。

子どもは文字が読めないと親に「なんて書いてあるの?どういう意味?」と聞きますよね。

全然文字が読めないとその回数が増える、というか常に付き添っていないといけないので、子も親も大変かもしれません。

Joy-Conを握って操作できる手の大きさである

娘(6歳)の手

子どもの手は小さいので、コントローラーが手に収まらないうちはあつ森に向かないかもしれません。

一つのJoy-Conを分けて二人でプレイする場合は、コントローラーが小さくなるので子供でも持ちやすいのですが、本来の島づくりを楽しむのであれば分けずに一人でプレイしないと没頭できません。

うちの娘はJoy-Conを初めて触ってから2ヶ月経ちましたが、未だに手汗をかきながらプレイしています。

手の小さな子供にとってはJoy-Conの操作は一苦労なんだと思います。

あつ森を始められるのは5歳以上からがオススメ

子どもの発達は個人差が大きいので一概には言えませんが、4歳くらいだとまだ手が小さくてJoy-Conを握るのは大変なのかなぁと思います。

娘を見ていて感じるのは、あつ森を楽しめる年齢は早くても5歳くらいかなーと。

5歳から始めてほしいという意味ではありませんよ。

5歳くらいになると、字が少しずつ読めたり知識を得ることが楽しくなってくる子が多いのではないかと思います。

そのタイミングだとあつ森を楽しめると思います。

正直、毎月届く「チャ◯ンジ」よりも楽しめて学びもあるで買ってよかったと思います。(チャ◯ンジは娘に不向きなこともあり退会しました)

ここからは、我が子があつ森から学んだことを紹介していきます。

あつまれどうぶつの森で我が子が学んだこと

魚の名前を覚えた

あつ森では海や川や池などで魚を釣ることができます。
釣れた時の魚の姿がリアルなため、姿と名前を合わせて覚えることができます。

娘は全部覚えたわけではありませんが、

サメ、マンボウ、スズキ、ハンマーシャーク、アサリ、ウツボ、カレイ、ヒラメ、ブルーギル、ジンベイザメ、シーラカンス、エイ、ハリセンボン、アジ、ナンヨウハギ

この辺は覚えたようです。

シーラカンスはレアな魚ですが、私が懲りずに何度か釣り上げるうちに覚えてくれました。

花の名前を覚えた

わたしはもともと多肉植物が好きなこともあり、あつ森ではお花をたくさん育てています。

娘の島でわたしも一緒に活動(プレイ)しているのですが、娘の許可なしにいろんな花を植えまくっています。

主に、

ユリ、キク、パンジー、チューリップ、アネモネ、コスモス、バラ。

この辺は娘も覚えたようです。

アネモネがわかる6歳。素敵。

自分でお金を稼いで欲しいものを買うというプロセス

あつ森を進めていくと自分の島にお店が立ち始めます。

その中で娘がお気に入りなのが服屋さんです。

服を買うには「ベル」というお金が必要です。

自分で釣った魚を売ったり、捕った虫を売ったり、海に潜って魚介類を獲ったり、とにかく稼ぐための活動をしなくてはなりません。

娘はこの稼ぐための活動が苦手なのですが、欲しいものを買うためになんとかお金を稼ぎます。

現実社会で6歳の子供に大金を持たせるわけにはいきませんが、あつ森の中ではむしろお金がたくさん必要です。

とにかく稼がないと欲しいアイテムや服が手に入らないのです。

お金以外でアイテムや服が手に入る方法はいくつかありますが、自分が本当に欲しいものは自分で稼いで手に入れるしかないのです。

この感覚が幼少期から体験できるのは非常に貴重だなと思います。

現実で買い物に行った時「好きな食べ物が買えるのはかーちゃんとーちゃんが働いているからだよ」と伝えることがありますが、聞くより自分が疑似体験するほうがずっと理解できます。

あつ森でお金を稼ぐのが苦手な娘は、お金が手に入るまでの苦労を噛み締めています。

ひらがな、カタカナをスラスラ読めるようになった

娘は字を読めるようになったのが割と早い方だったと感じていますが、特にあつ森を始めてからひらがな、カタカナの文章をスラスラ読めるようになりました。

あつ森のキャラクターのセリフはひらがなとカタカナが多く読みやすいようです。

読み間違いはまだまだありますが、書いてある内容はほぼ理解できています。

ゲームの最中に「かーちゃん!アグネス(キャラクター)が一緒にゲームしようって言ってる!」など逐一教えてくれます。

島民(キャラクター)からの手紙も毎日のように来るので、「読む」ということが多いゲームのような気がします。

先日娘を連れて友人とランチをした時のこと。
メニューにあった「お酒を飲めない方はノンアルコールをどうぞ」という文字を漢字含めてスラスラ読んだのにはびっくりしました。

いろんな言葉を覚えた

寄贈、ATM、マイル、ローン、木材、増築、鉄鉱石、区画整備…

大人にならないと使わない言葉が普通に出てくるのもあつ森の特徴です。

きぞうってなに?
ろーんってどういういみ?

娘はわからない言葉が出てくるとわたしに聞いてきます。

娘にローンの仕組みを伝えてもしっくりこない様子でしたが、「ローンはとにかく返さないといけないお金」とだけ理解しているようです。

それだけでも十分です。

今娘は、あつ森の中で家の増築をしたローン約50万円(ベル)を一生懸命返そうとしています。

「少しずつ返してるの!」と笑顔で教えてくれました。

ローンを返済する6歳の笑顔。

この時ばかりは親は若干複雑です。

自分の頭にある世界を形にする

あつ森では最初に一人一つテントが与えられ、ミッションをこなしていくと自分だけの家に住むことができます。

娘はこの自分の家に対して、

「ここにこれ(アイテム)置きたい!」
「部屋を増や(増築)したい!」
「壁紙をおしゃれにしたい!」

などの願望やアイデアが次々と浮かぶようです。

そして、時間をかけながら少しずつ理想の形に近づけているのです。

Joy-Conはボタンが多いので6歳にとっては操作方法を覚えるも大変です。
ボタンを何度も押し間違えながら、毎日お店に通い苦労して自分の家を作っています。

「自分の部屋」ではなく、「自分の家」というのがとても魅力的です。

今のところ島は親子の共有物ですが、家は自分だけのもの。

娘にとってはとても大事な世界のようです。

シルバニアやレゴなどミニチュアが大好きな娘にとっては、島という広い範囲より家単位の世界が落ち着くようです。

電話やアイロンなど細かいアイテムが非常に多いことも魅力的で、ほしいアイテムが見つかること間違いなしです。

四季を感じることができる

令和6年8月から本格的にあつ森を始めて、この記事を書いているのは同年10月。2ヶ月経過しました。

夏は花火大会、秋はハロウィンと季節ごとにイベントがあります。

また、季節限定で咲く花(ハイビスカスやキンモクセイなど)も楽しめますし、穫れる魚や虫も一部季節で変わったりします。

サケやキングサーモンは9月にしか現れません。サケが釣れると「おかえりなさーい!」というテロップが表示され、「なんでおかえりなさいなの?」と娘。

サケの遡上について教えました。
テロップの何気ない一言で一つ学ぶことができました。

あつまれどうぶつの森を通して親が感じた娘の成長

集中力

マイデザインという機能で、壁紙や服に使えるデザインを自分で作ることができます。

娘はこの機能が好きで、「ずいぶん無言で集中してるなー」と思ったらマイデザインで細かい虹色模様を作っていました。

普段は家では集中する姿をあまり見ることができませんが、この時ばかりは本当に集中していました。

根気強さ

ゲームマスター的存在のたぬきちの、「服屋さんで服を作っているキャラクターにどんどん話しかけてほしい」という内容のコメントを見た娘。

毎日必ず服屋さんに行ってはミシンに向かってばかりいる素っ気ないキャラに話しかけます。

根気強く話しかけると次第に会話をしてくれるようになります。

今では毎日マイデザインの種類を更新してくれるほどの仲になりました。

まだまだあまえたい年頃の娘。親の前では根性を見せません。うちのコ、まだ根性なさそうだな。と思っていました。

でも、実は根性ありました。

素っ気ないキャラに何度も何度も懲りずに話しかけ仲良くなりました。

優しさ

もともと優しい娘ではあるのですが、あつ森の中でも優しさを炸裂してくれます。

  • 手に入れたアイテムを母に譲ってくれる
  • お店で母がほしそうなアイテムが売ってると買ってくれる
  • 母がほしそうなアイテムをDIYで作ってくれる

(わたしどんだけアイテムほしいんだ)

更に凄いと思うのは、娘があつ森をプレイ中にわたしが「かーちゃんもあつ森やりたいなー」と言うと「いいよ!」とすんなり譲ってくれるのです。

そろそろゲームやめさせたほうがいいなという時間に言ってみると大抵譲ってくれます。

なので我が家では時間制限は特に設けていません。

まとめ

手が小さい子どもがあつ森を始めるなら5歳以上がオススメ。
最低でもひらがながある程度読めるようになってからだと楽しめます。

知識が増える、お金を稼いでものを買うプロセスが知れる、想像を形にできる「あつまれどうぶつの森」。

購入して良かったなぁと思います。

大人のわたしも大いに時間を忘れて没頭しています。

親が何かに夢中になって人間らしい姿を我が子に見せるのも、なんかいいですよね。

ちなみに、視力低下防止や姿勢が悪くならないよう、switchは必ず部屋の隅にあるテレビに繋いで、向かいの隅からJoy-Conで操作させています。

ゲームに関する約束事なんかについても今後記事にしていけたらと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました😊

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